財団の歩み

1951年(S26)

田原豊道氏(現本財団副会長)が、北海道旭川市に本財団の母体となる青少年修養団「雪山社」を創設。
世界ハーモニカ演奏大会(フランクフルト)の優勝者・佐藤秀廊氏らとともに北海道内の小中学校等で巡回公演を開始。

1954年(S28)

口演童話の全国活動を行なっていた久留島武彦氏が事業に参加。
劇団東童「ドン・キホーテ」の巡回公演がスタート。

1955年(S30)

久留島武彦が初代会長となり、「全日本移動教室連盟」の名称で音楽・演劇・講演などの「巡回文化教室」を開催。

1958年(S33)

団体名を「青少年文化センター」に改称。

1960年(S35)

「久留島武彦文化賞」を制定。

1963年(S38)

「第1回こども芸術祭」を開催。

1965年(S40)

財団法人の設立。

1966年(S41)

第一回日本少年少女合唱祭を開催、TV放送。
青少年のためのオペラ「アマールと夜の訪問者」「桶山伏」を制作上演。

1968年(S43)

機関紙「青少年文化」を発行。
「こども芸術祭」に加え「青少年芸術祭」もスタート。

1969年(S44)

月例会「青少年文化懇話会」をスタート。
東京都共催による「日曜児童劇場」が発足。

1970年(S45)

団体名を「財団法人 日本青少年文化センター」に改称。
青少年劇場の公演回数が創立以来1万回、鑑賞者数が1千万人を突破。

1973年(S48)

北原白秋「童謡論」、久留島武彦「童話術講話」など児童文化の名著復刻を刊行。

1975年(S50)

“アジアを歌と踊りでむすぶ母と子のつどい”をテーマに「第1回アジア青少年文化まつり」を開催。11カ国の青少年と父母が参加。

1977年(S52)

小規模な小中学校を一流の演奏家が巡演する「青少年劇場小公演」を開始。

1978年(S53)

「巖谷小波文芸賞」を制定。

1979年(S54)

国際児童年を記念して「母と子でつくる新しい子どもの歌」を全国で公募。

1982年(S57)

日中国交正常化10周年を記念して「日中こどもの歌音楽会」を北京・上海で開催。

1983年(S58)

北京放送局所属の「中国少年児童放送合唱団」を招聘し日本公演を開催。

1986年(S61)

韓国ソウルから「宣明会児童合唱団」を招聘し日本公演を開催。
中国の「京劇」を日本の青少年に鑑賞する機会を拡げる「京劇青少年劇場」がスタート。

1987年(S62)

韓国ソウルに「東京金管五重奏団」を派遣、海外初進出となる中高生対象の青少年劇場を開催。

1988年(S63)

韓国ソウルビジョンと共同で企画した「韓・中・日“笛の饗宴”」をソウル・大邱・釜山で開催。

1989年(H1)

民族紛争でゆれるグルジア共和国(当時ソ連邦)から歌と踊りと演奏のアンサンブル「グルジア少年少女民族アンサンブル」を招聘し日本公演を開催。

1991年(H3)

創立40周年記念公演として「青少年劇場1000回公演」「ハンガリー・ヴィルトージ・チェンバーオーケストラ日本公演」「浙江省京劇団日本公演」「韓国宣明会児童合唱団日本公演」を開催。

1992年(H4)

インドネシア・バリ島のガムラン舞踊「スマララティ歌舞団」を招聘し、日本公演を開催。

1993年(H5)

日本・中国・韓国の伝統的楽器群で編成する史上初の民族管弦楽団「オーケストラ アジア」の事務局を財団内に置き制作業務を開始。

1994年(H6)

「オーケストラ アジア」旗揚げ公演をソウル、徳島、岡山で開催。
黒龍江省から京劇団を招聘し、道内で24公演を実施。

1995年(H7)

青少年劇場の新企画日韓交流プログラム「EAST ASIA」および日中交流プログラム「シルクロード・アンサンブル」を制作。

1996年(H8)

青少年劇場ジョイントプログラムとして中国のソプラノ歌手方初善氏とバリトン王凱平氏を招聘。「チャイニーズ・クラシック・コンサート」を横浜で開催。

1999年(H11)

日中文化協定締結二十周年と中国建国五十周年を祝い、北京で開催された三井コラボレーション<楽曲劇「天人」>の制作、および三井広報委員会協賛の「オーケストラ アジア」中国公演を北京・上海で開催。

2000年(H12)

京劇青少年劇場が15周年を迎え、公演回数が1000回、鑑賞者数50万人を突破。

2001年(H13)

大連京劇団「覇王別姫」20回公演で観客動員数が1万3千人を突破。
北京京劇院出演〈京劇三国志「龍鳳呈祥」〉を財団創立50周年記念公演として開催。
学習指導要領改訂に伴い教育現場で実施される邦楽教育に対応し、青少年劇場の新プログラム「日本のしらべ」を企画・制作。

2002年(H14)

この年から三井物産株式会社より、「青少年劇場小公演」および「邦楽教育プログラム」に対する協賛を受ける。
日中韓国民交流年を記念して「オーケストラ アジア韓国・中国・日本ツアー」を開催。

2003年(H15)

この年から三井広報委員会と本財団協賛による「ふれあいコンサート」がスタート。

2004年(H16)

日本・ASEAN交流記念「オーケストラ アジア ジャパン」シンガーポール公演を開催。

2005年(H17)

愛知博覧会の政府出展事業として「日中韓オーケストラ アジアコンサート」を開催。

2006年(H18)

東京藝術大学音楽学部邦楽科の学生を韓国に派遣し、中国の中央音楽学院および韓国中央大学校と共演する「アジアのシルソリ(絲の音)」を開催。

2007年(H19)

日中文化・スポーツ交流記念「オーケストラ アジア ジャパン」「山西省京劇院訪日公演」「オーケストラ アジア アジアツアー」を開催。

2008年(H20)

第17代韓国大統領就任式典で「オーケストラアジア就任慶祝演奏会」を開催。

2009年(H21)

これまで三井広報委員会の協賛で実施してきた「ふれあいコンサート」を、三井系グループ以外の企業からも支援を受け、新たに当財団が全国開催の主催となりスタート。

2011年(H23)

この年創立60周年を迎え、ホテルニューオータニで開催した式典の中で、長年に亘り財団の事業に参画している出演者をはじめ、継続的に支援していただいている三井物産株式会社および東レ株式会社を表彰。

2012年(H24)

東日本大震災の被災地復興を祈念して、<和楽器と歌う童謡・唱歌~「家中で歌う よくばり音楽会」>を眞理ヨシコ、坂田おさむ、オーケストラ アジア ジャパンなどの出演で開催。

2013年(H25)

内閣府より公益財団法人への移行が認定され、4月1日より「公益財団法人 日本青少年文化センター」として新たに活動をスタート。

2014年(H26)

この年、会員組織「青少年劇場を応援する会」が発足。「オーケストラアジア“日韓友情公演”」を徳島・尼崎・東京で開催。

2015年(H27)

文化庁国際芸術交流支援事業として「2015東アジア文化都市中国青島」に「オーケストラアジア」が出演。

2016年(H28)

文化庁主催の文化芸術による子供の育成事業に「オーケストラアジア ジャパン」が出演。

2018年(H30)

企業の社会貢献としての協賛を基に全国的に継続開催してきた「ふれあいトリオ」が、この年15年目を迎える。

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