青少年のための芸術体験ワークショップの企画開催

子どもたちに芸術文化を身近に感じて親しんでもらえる機会を提供し、芸術文化への関心を高めることを目的として、音楽・演劇・伝統芸能等による芸術体験ワークショップを開催します。

和楽器体験ワークショップの企画開催

教育現場で求められている邦楽教育に即して、箏、三味線、尺八、和太鼓などの和楽器を使用した体験型の邦楽教育プログラムを企画制作し、子どもたちが伝統文化に触れる機会を拡げています。

「令和4年度和楽器体験ワークショップ」レポート

小学6年生を対象とした「令和4年度和楽器体験ワークショップ」が2月上旬から下旬にかけて、目黒区内の小学校で行われました。多くの学校では始めて和楽器を手にする児童も多く、慣れない手つきながらも楽しみながら和楽器に触れている様子が見られました。日頃から先生の指導の下で「さくらさくら」を練習している学校では、指導にあたったオーケストラアジア ジャパンの講師も感心するほどの腕前で奏でることが出来ており、最後は、講師も含めた100名を超える大合奏で見事な演奏を披露していました。

開催校 目黒区立菅刈小学校 2月7日/目黒区立上目黒小学校 2月9日
目黒区立駒場小学校 2月10日/目黒区立緑ヶ丘小学校 2月14日
目黒区立田道小学校 2月15日/目黒区立中目黒小学校 2月16日
目黒区立宮前小学校 2月21日
合計参加児童数 458名
体験した和楽器 箏、三味線、小鼓、尺八の替わりの打楽器(うちわ太鼓、びんざさら、チャンチキ、木魚、こきりこ竹)
※昨年に引き続き新型コロナウイルス対策として、尺八の替わりに普段なかなか目にすることがない珍しい打楽器に触れていただきました。
出演・講師 稲田康(指揮)、オーケストラ ジャパンの演奏家(15名)

児童からの感想

  • たくさんの楽器にさわれたので、勉強になったし、面白かったです。僕が一番気に入ったのは「ささら」という楽器です。橋のようにしてから手を動かすのが難しかったけれど、うまく行くと「シャッ、シャッ」と鳴る音が印象に残りました。
  • 三味線は皮の部分を破かないかドキドキしながら体験しました。バチと三味線の持ち方だけではなく、それぞれの角度もちゃんとしないといけなかったので、難しかったです。
  • 普段から少し箏には触っていたので、今日は上手く出来たと思います。最後の合奏では色んな楽器といっしょに演奏が出来たので、とても楽しかったです。
  • 小鼓はアニメで何回か聴いたことのある音だったので、自分で持って叩いて鳴らすことが出来てうれしかったです。
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