

青少年のための芸術体験ワークショップの企画開催
子どもたちに芸術文化を身近に感じて親しんでもらえる機会を提供し、芸術文化への関心を高めることを目的として、音楽・演劇・伝統芸能等による芸術体験ワークショップを開催します。
和楽器体験ワークショップの企画開催
教育現場で求められている邦楽教育に即して、箏、三味線、尺八、和太鼓などの和楽器を使用した体験型の邦楽教育プログラムを企画制作し、子どもたちが伝統文化に触れる機会を拡げています。
※和楽器体験ワークショップの開催をご希望される場合、お電話またはメールフォームにてお問い合わせください。
「令和6年度和楽器体験ワークショップ」レポート
全国的に寒波に見舞われた2月、「和楽器体験ワークショップ」が目黒区内の小学校6校で行われました。ワークショップ当日は朝から気温の低い日が多かったのですが、児童は寒さを忘れるほど、真剣な表情で取り組んでいました。また、授業の一環としてお琴を普段から教えている学校では、触れることに慣れている児童も多く、短い時間の中でも課題曲「さくらさくら」を上手に弾く事が出来ていました。
ワークショップ終了後には、琵琶に興味を持った児童が講師のもとに駆け寄り、説明を受けながら楽器を持たせてもらえたことをとても喜んでいる様子が見られました。
開催校 | 目黒区立上目黒小学校 2月10日/目黒区立緑ヶ丘小学校 2月13日 目黒区立菅刈小学校 2月18日/目黒区立中目黒小学校 2月20日 目黒区立宮前小学校 2月21日/目黒区立駒場小学校 2月28日 |
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合計参加児童数 | 342名 |
体験した和楽器 | 体験した和楽器 箏、三味線、尺八、小鼓 |
出演・講師 | 稲田康(指揮)、オーケストラ ジャパンの演奏家(18名) |
児童からの感想
- 初めて三味線を持ってみて、とても大きいと思った。バチで糸を弾くと手がぶつかりそうだったので、むずかしかったけど、音がちゃんと出て良かった。(小学4年生)
- 尺八はリコーダーよりもずっと難しくて、先生も初めての人ではすぐには鳴らないと言っていたけど、友達が音をいっぱい出せていたのがすごかったです。僕は最後まで出ませんでした。(小学6年生)
- 小鼓は「ポン」という音が一つしかないと思っていたけど、高い音や低い音とか色んな音を出せて「ハトポッポ」を演奏していたので驚きました。4つの中で一番楽しかったです。(小学6年生)
- 初めて箏をさわったけれど、とてもキレイな音が出て、最後にみんなで演奏したときに音がそろったので迫力がありました(小学6年生)